一年ぶりの投稿
高級魚ノドグロを食らう
ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。
最近バタバタしていたのに加えて、
アクシデントが。。。
さて、遅ればせながら
漸く秋の気配を感じる季節になってきました。
専ら「花より団子」なノムリエにとっては、
美味しい物が手に入る素晴らしい季節。
そんな訳で秋らしい逸品、
「赤ムツ」を購入してみました。
スズキの仲間であるアカムツは、
鮮やかな赤い色彩とこれでもか
というくらいの脂乗りが特徴の高級魚。
口の中が黒い事から「ノドグロ」とも呼ばれていて、
最近ではこちらの呼び名の方が一般的かもしれないですね。
さあ、秋の味覚を早速と思っていた矢先、
アクシデントが・・・。

指を骨折しちゃいました(笑)
サッカーをしていたら指にボールが当たってしまったんですね。
当たった角度が悪かったんでしょうか?
マレットフィンガーという骨折で全治一か月くらい?
ん~~。当面の間は水仕事は無理かなぁ。
という訳で、助っ人登場。

弟に捌いて貰う事にしました。
実はノムリエの弟はコックなので、ついでに
ノドグロのおまけに貰ったコハダも捌いて締めて貰いました。
さてさて、
と~っても脂の乗ったノドグロ、
まずはお刺身で、

続いて塩焼き

じゅわ~っと広がるキメの細かい脂は、
あっという間に口の中でトロけて、
スーっと消えていってしまいます。
塩をふって焼いただけとは思えない程、
パリッパリのカリカリ状態に仕上がった皮目が
香ばしくて堪りませんね。

卵と肝も甘辛く煮付けると美味♪
どちらかというと「魚卵」が苦手なノムリエですが、
ノドグロの卵はペロリと平らげちゃいまして、
あまりの美味しさに吃驚しました。
とはいえ魚卵なのでワインよりは日本酒の方が相性は良いですね~。
美味しいものをたくさん食べて、
早く骨折を治さなきゃと思う今日この頃でした。
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「時鮭」時知らずの鮭で夏バテ知らず
7月、8月はバタバタとしておりまして、ブログの更新もままならなかったのですが、
夏の時期にノムリエが一年中で最も心待ちにしている魚が入荷されるのです。
その名は、
「時鮭」
正式には「時知らず」と呼ばれるこの鮭。
通常の鮭は、産卵の為に川へ遡上してくる群れを捕まえる為、
身もやや固く、栄養素も卵へと移行しており、
また寒い時期となる為に脂がたっぷりとのっているので、
焼いて食べるには持って来いですが、刺身には余り適しておりません。
一方で時鮭は、身が育ち切る前で、身質がしっとりとしていて柔らかく、
また暖かい時期という事もあり、脂はスッと口の中で溶けて無くなり実に爽やか。
ノムリエの中では「冬の寒ブリ」に対して、
「夏の時鮭」は甲乙付けがたいご馳走であったりします。
例年は6月の下旬ぐらいまでなのですが、
今年は7月に入っての購入となったので若干大きめとなり、
目方は5キロ近くなってしまいましたが、迷わず購入。。。

自宅で切り分けて、冷凍庫へ、
身が大変柔らかいので、半解凍の状態でスライスしていきます。

時鮭とアボカドのマリネ サラダ風
スライスした時鮭に塩を振り、ネットリとしてきたら
胡椒、ケーパー、オリーブオイルと和えます。
レモン汁と合えたアボカドと一緒に盛り付けて完成。
実にシンプルですが、白ワインがガンガン進んじゃう逸品です。

時鮭の親子丼
時鮭の中骨近くの身をスプーンで丁寧にこそげとった
「中落ち」にイクラを載せるだけの簡単メニュー。
カマは塩焼きに、尻尾の近くの身は味噌と一緒にチャンチャン焼き風に
と余す事なく堪能しています。
夏は食が細りやすい時期ですが、
小分けし冷凍しておいた時鮭のお陰で、
毎年、夏バテ知らずに過ごす事が出来ています。
と言っても
時鮭のストックがそろそろ無くなって来ているので、
早く残暑が終わらないかなぁと思ったりしています。
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食べログで話題「米米ロール」!人気のスイーツを食らってみる。
すっかりブログの更新がご無沙汰してしまいました。
8月は色々な事でバタバタしておりまして、更新はたったの1回。。。
さて先日、野暮な用事で葛飾に行く機会がありました。
葛飾といえば、やっぱり
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、
姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します。」
という口上でご存知の寅さん。
実はノムリエはガキの頃、柴又に住んでいた事が御座いまして、
帝釈天の近辺をチャリンコで良く、走り回って遊んでいたものです。
柴又には久しぶりに行きましたが、あたりを散策すると
ガキの頃と余り変わっておらず、とても懐かしい気分を味わえました。
さて、味わうといえば、「食べログで評判の店があるよ。」
と友人から教わり、ついでに寄ってみることに。
柴又帝釈天参道のまん中くらいにある
漬物と和菓子の店「い志い」。
もともとは江戸時代にはじまる呉服屋さんだったらしいのですが、
常連のお客さんに出していた漬物と和菓子が評判となり、現在に至る。
とくに「くずもち」が有名だったそうです。
最近、この老舗和菓子店で出している
「スイーツ」が食べログで話題となっているというので、
柴又出身のノムリエとしては、
是非知っておかなければならないなぁと思い訪れてみた訳です。

店を覗いてみると、ちょうど「どら焼き」を焼いている所だったので、
写真を撮らせてもらいました。

鮮やかな手つきで次々と焼きあがる「どら焼き」。

作り置きはしないので「売り切れ御免」らしいです。

焼きたてを頂きま~す。
芳ばしい皮と味わい深いあんこ(大納言)に、
絶妙にホイップされたクリームが溶け合います♪
「塩どら焼き」という事で、塩が素材本来の甘みを引き立てていて、
味が濃いのにすっきりとした後味。自然な味わいなので、
きっとあんこが苦手な方でも食べられてしまうでしょうし、
どら焼きとは思えない位上品な味わいにビックリしてしまいます。
そうそう「食べログ」では、
「堂島ロール」より美味しいという噂の米粉を使用した
「米米ロール」というのが評判という事でしたので、
こちらは自宅で試してみる事に。

どら焼きと同様にクリームのホイップ具合が絶妙。

その分、柔らかいので切るのが難しい。

ロールケーキの上には炙った和三盆が、
カリカリとして良いアクセントに。
「塩どら焼き」も「米米ロール」も
どちらも、素材の良さが出ていて、自然な味わいがします。
酒飲みなノムリエの場合はどちらかといえば、
「塩どら焼き」の方がオススメかも。
でも、ロールケーキの方は、
限定品のティラミス・ロールというのがネットで買えるらしく、
今度はティラミス・ロールに挑戦してみようかなぁと思っています。
ティラミス・ロールなら、
スパークリングや甘口ワインのお供としても合いそうですもんね。

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ベジポタ系ラーメン道
夏と言えば「ラーメン」ですね(ホント?)
とはいえ日本の代表的な国民食ですし、
最近はフランスのパリでも流行っているらしく
その気軽さと美味しさで世界に認められつつありますね。
最近は、
・二郎系
・ベジポタ系
・魚粉系
・沖縄系
などなどバリエーションも豊富で楽しいですね。
ノムリエも一時期ラーメンの食べ歩きにハマっていて
雑誌を見ては都内を巡っておりました。
ですが、行列の出来るような有名店であっても
「しょっぱ過ぎて食べられない。。。」
と思えるお店もあり、それじゃあ
いっちょ本格的なヤツを自宅で作ってみるかぁと思いました。
ノムリエの住む大田区には、
菅野製麺所という有名な製麺所があって
小売りもしてくれるので、いつもそこで麺を仕入れています。

因みに近隣にはテレビ東京の人気番組
「モヤモヤさま~ず」(通称モヤさま)で年間1位に輝いた
カレーと支那そばの店「インディアン」があり、
菅野製麺所の麺が使われているそうです。
さて、肝心のスープはというと
鯵と鯖の中骨からダシを取り、
ネギ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、カブなどなど
野菜と煮込み、最後にフードプロセッサーへ投入!
すると、

ベジポタ系のスープの出来上がりです!?

炒めた野菜をのせて、自家製チャーシュー(煮豚)を用意したら完成!
濃厚なコクがあるのに、優しい味わいのベジポタ系スープ。。。
少々手間はかかりますが、自分の好みの味に仕上げられるのは、
嬉しいですね。ラーメンってやっぱり好みがありますからね~。
今度は美味しい「塩ラーメン」に挑戦してみようかな~
なんて思ったりしています。
えっ!中華に合うワイン???
ロゼですかね~。でもやっぱり紹興酒かなぁ。
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